骨粗しょう症
骨粗鬆症は骨強度(骨密度+骨質)が低下し骨が弱くなり、骨折を起こしやすくなった病態です。
骨が弱くなると大腿骨頸部骨折や腰椎の圧迫骨折、橈骨遠位端骨折、上腕骨近位端骨折を起こしやすくなります。
いったん骨折を起こすと骨折が連鎖し次々に骨折を起こします(ドミノ骨折)。
脊椎の圧迫骨折は本人が気づかずに骨折を起こしている場合があります。(いつのまにか骨折)
また大腿骨頸部骨折や腰椎の圧迫骨折を起こすと以前のように動けなくなり、自分で身の回りの事(炊事や買い物、掃除など)ができなくなり介護が必要になりますので、早期に発見し、適切な治療を受けることが重要です。
骨粗しょう症は50歳後半から
骨粗しょう症は、50歳後半から始まります。
骨粗しょう症になると、転倒などで骨折を起こすことがあります。
(折れやすい場所は、腰の圧迫骨折、肩の骨、手首の骨、大腿骨頸部骨折(股関節の骨)などです。
倒などの原因がないのに折れることも少なくありません。(これをいつの間にか骨折といいます)
骨折を起こしてしまうと以前(折れる前)と比べて運動レベルが低下し介護が必要になると言われています。
更に骨折は一度折れると連鎖し更に折れやすくなります。
骨が弱くなると大腿骨頸部骨折や腰椎の圧迫骨折、橈骨遠位端骨折、上腕骨近位端骨折を起こしやすくなります。
いったん骨折を起こすと骨折が連鎖し次々に骨折を起こします(ドミノ骨折)。
脊椎の圧迫骨折は本人が気づかずに骨折を起こしている場合があります。(いつのまにか骨折)
また大腿骨頸部骨折や腰椎の圧迫骨折を起こすと以前のように動けなくなり、自分で身の回りの事(炊事や買い物、掃除など)ができなくなり介護が必要になりますので、早期に発見し、適切な治療を受けることが重要です。
骨粗しょう症は50歳後半から
始まります!
骨粗しょう症は、50歳後半から始まります。骨粗しょう症になると、転倒などで骨折を起こすことがあります。
(折れやすい場所は、腰の圧迫骨折、肩の骨、手首の骨、大腿骨頸部骨折(股関節の骨)などです。
倒などの原因がないのに折れることも少なくありません。(これをいつの間にか骨折といいます)
骨折を起こしてしまうと以前(折れる前)と比べて運動レベルが低下し介護が必要になると言われています。
更に骨折は一度折れると連鎖し更に折れやすくなります。
検査
65歳以上の女性の方は検査をお勧めします。(女性は閉経後に骨密度が急激に下がるため)骨粗鬆症には自覚症状がないため、本人が気づきません。
DXA(腰と股関節の骨密度を測定)が診断には最適です。(ほかの検査と比較して、ばらつきが少なく正確です)
その結果で、YAM値(20台の骨密度を100%として何パーセントか?)で評価します。
治療はガイドラインに沿って行います。
- 大腿骨頸部骨折や脊椎の圧迫骨折がある方は無条件で(YAMの結果は関係なく)治療を開始する必要があります。
- YAM値が70%以下の方も治療が必要です
- YAM値が70~80%の方でも橈骨遠位端骨折や上腕骨近位端骨折を起こした事がある方は治療が必要です。
まずは骨密度を測定しましょう!
しっかり診断しなるべく早めに治療を開始する事をお勧めします!
まずは骨密度を測定しましょう。
当院では全身の骨(腰・大腿骨)を測定します(DEXA法)。
色々な測定方法がありますが、この検査は他の検査と比較してばらつきが少なく正確に測定できると言われています。(骨粗しょう症の学会でも推奨されています)
ご心配な方はいつでもご相談ください。
予防
食事では、カルシウム、ビタミンD,ビタミンKを十分に摂取します。
適度な運動(ウォーキング)も重要です。
日光浴も大切です。日光浴は毎日10分程度で十分です。屋内に引きこもらないようにしましょう。
治療
内服薬から注射など様々な治療があります。
治療薬にはカルシウム薬、活性型ビタミンD、ビタミンK、ビスフォスフォネート、SERM,副甲状腺ホルモン薬などがあります。
骨密度(YAM値)や採血(骨吸収マーカーや骨形成マーカー)の結果で適切な治療をご提案します。